デメリットも考えて選択を

近年、介護業界では正社員よりも、派遣社員やアルバイトなどの非正規雇用で働く方がいいと考える人も増えてきているようです。実際、現在の日本は高齢化社会が進み、人材不足が深刻な介護職の需要が高まっていて、非正規雇用であっても高い給料を受け取ることが可能です。

非正規雇用でもそこそこの給料を受け取ることができるのであれば、そちらを選択したいと考えてしまうのも仕方がないのかも知れません。また、非正規雇用の場合は残業が少ないので、仕事とプライベートを両立しやすいというメリットがあります。

仕事でしっかり稼ぎ、休みの日には家でゴロゴロしたり、何処かに出かけたりすることで疲れをリフレッシュする、そうすることで活力が湧き仕事にもっと精を出すことができるでしょう。そんな充実した生活を送りたい人には非正規雇用という働き方はぴったりだと言えるのかも知れません。

しかし、一方から見れば良いことばかりでも、別の角度から見てみることで悪いところを見つけてしまうことがあります。そしてそれは非正規雇用にも言えることです。

非正規雇用にはメリットだけではなく、デメリットも存在しています。例えば、昇給やボーナスという点です。多くの正社員は勤務年数によって給料は高くなり、夏や冬にはボーナスが出ることが多いです。しかし、非正規雇用はそのような待遇はほとんどないと言っていいでしょう。

ひとつの会社に腰を据えてずっと働いていきたいと考えているのであれば、将来のためにも非正規雇用ではなく正社員を目指した方が良いのかも知れません。